天皇陛下のお言葉 [blog]

政治家は自分への評判から選挙が気になる。
芸能人も世間の風評を気にして、イベントやコンサートを中止する。
こんどの震災被害への対応は、心のどこかに「世間体」に対する対応になっていないだろうか?

それを考えると心底、日本の事だけを考えて国民を一番気にかけることができるのは天皇陛下だけかもしれないと思うのだが、みなさんはいかがでしょうか?

たぶん「皇居の中でぬくぬくと」過ごしているだけじゃないかというご意見をお持ちの人たちもいらっしゃると思いますが、そう簡単な問題じゃぁないと思います。

天皇家の歴史は日本の歴史でもあり、日本の存在とは切っても切れません。こういう観点から以下引用するお言葉全文を素直に読んでみてください。

以下全文

この度の東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9・0という例を見ない規模の巨大地震であり、被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や 津波による死者の数は日を追って増加し、犠牲者が何人になるのかも分かりません。
一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。また、現在、原 子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ、関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています。 

現 在、国を挙げての救援活動が進められていますが、厳しい寒さの中で、多くの人々が、食糧、飲料水、燃料などの不足により、極めて苦しい避難生活を余儀なく されています。その速やかな救済のために全力を挙げることにより、被災者の状況が少しでも好転し、人々の復興への希望につながっていくことを心から願わず にはいられません。そして、何にも増して、この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに 深く胸を打たれています。 
自衛隊、警察、消防、海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々、諸外国から救援のために来日した人々、国内のさまざまな救援組織に属する人々が、余震の続く危険な状況の中で、日夜救援活動を進めている努力に感謝し、その労を深くねぎらいたく思います。今回、世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き、その多くに各国国民の気持ちが被災者とともにあるとの言葉が添えられていました。これを被災地の人々にお伝えします。

海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が、取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え、いたわり合って、この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。被災者のこれからの苦難の日々を、私たち皆が、さまざまな形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨 てることなく、身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう、また、国民一人びとりが、被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ、被 災者とともにそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。

タグ:天皇陛下
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