ネット生保 保険料の安さだけで飛びくのは危険? [保険]

徐々にですがネット生保が生保の一業態としての地位を確立しつつあります。
ネット生保の登場によって保険料が下がり、第二次世界大戦後初の独立系生命保険会社として誕生したライフネット生命がその流れを加速させました。

そのような気流もあってか保険の見直しも一つの大きな商売になっています。

今のところはネット生保が店舗型の大手保険会社から顧客を奪うには至っていませんが、それでも若い人を中心にネットで生命・医療保険に加入する人の数は増えています。

オリックス、ネクスティア、ライフネット…とネット系の保険会社はありますが、ネット生保の主な特徴は保険料の安さです。「今までの日本人は無駄に高い保険に入っていたが、これからは必要な分だけを安い保険料でカバーしよう」という流れになっています。

くりおねもこの流れに賛成です。

しかし、ネット生保称賛の流れの中で一つ懸念があります。
それは「ネット生保ならなんでも安いわけじゃない。大手生保だって健康体なら保険料が安くなるような保険があって、場合によってはそちらの方が安い」というようなものではありません。


懸念は「いざという時にちゃんと保険金・給付金の請求をできるの?」という話です。

このブログを読んでいる人でも保険に加入している人は多いでしょう。今日・明日にあなたの身に何かあった時に保険金・給付金の請求ができますか?

病気や怪我で倒れたとなれば一大事です。病院との治療方針等の話し合い、会社への連絡、子どもの面倒をだれがどう見るか、etc…やるべきことはたくさんあります。

亡くなった時に配偶者は保険請求のためにどんな資料が必要で、どう請求していいか対応できるか?自分が亡くなった時に配偶者がネット生保の保険申請をできますか?平常時であれば、時間をかけて保険会社のサイトを見て申請方法や必要書類を確認して対応することも可能でしょう。
しかし、いざ事が起きた時も同じとは限りません。

そんな時、担当営業がいる対面型保険会社には大きなアドバンテージがあります。
担当の営業に電話をして保険金・給付金の請求手続きをどうしたらいいかと相談すれば、基本的には「●●という書類を▲▲で貰ってください」のように必要な書類等を教えてくれます。
保険証券が見つからないなど想定外があっても、どうすればいいかも教えてくれます。(こんなサポートもできないダメ営業も混ざっている可能性は否定できませんが…)

「だから店舗型にすべき。ネット生保なんてダメ。」と言うつもりは全くありません。
それは私の本意ではありません。

しかし、保険は請求して保険金・給付金を貰うまでが保険です。


ネット生保で保険に加入する時は、担当営業がいない分、店舗型保険会社以上に保険金・給付金請求できるように準備することを心に留めておいた方が良いでしょう。それが不安ならば、保険料が高くても店舗型の保険会社という選択肢も考慮してみる価値があります。

最近、CMでも「保険の無料相談」っていうのをよく見かけますが、心配なあなたなら一度申し込んでみることをおススメします。

くりおねも医療保険の見直しのために利用して、保険を切り替えました。
相談後も勧誘の電話もなくって、ほとんどノンストレスでした。




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タグ:ネット生保
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