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大相撲八百長問題~特別調査委員会・弁護士委員のお粗末~ [新聞記事]



東北の大震災で陰に隠れてしまった。
そしてその現状を伝えるのが上の新聞記事です。


相撲八百長問題はなかなか着地点が見えません。それもそのはず、この問題をリードするはずの特別調査委員会の弁護士連のバカさ加減が合いついて報道されている。

まずZAKZAK(夕刊フジ)03月04日によれば「八百長聴取の弁護士は相撲知識乏しく、ウソつき放題」だという。http://news.livedoor.com/article/detail/5388974/
記事によれば「力士への聴取に約40人の弁護士を動員。八百長メールに名前があがった疑惑の14人はじめ、十両以上の経験者ら計99人から聞き取りを行っ ている」としているが、「聴取を受けた複数の力士によると、調査に立ち合った弁護士の相撲に関する知識が少なく、極めて形式的」だという。

その一方、スポーツ報知03月06日によれば「十両の安壮富士(35)=伊勢ケ浜=が、特別調査委員会から「クロ」という前提で聴取を受けていた」という。記事によると「(八百長を)していますよね? 認めてください」。
 冒頭で、聴取担当の弁護士から頭ごなしにこう言われたという。この記事では「刑事のように」となっているが、明白な証拠がない限りいまどきの刑事さんでもやらない幼稚な尋問としかいいようがない。
証拠となる事実を積み上げ、質問を発し、被尋問者の反応をみて論理的な破綻がないかどうかを判断しつつ誘導する・・・っと刑事法のテキストにあったような記憶がくりおねにはありますが、いやはや・・・・・・。

確か弁護士といえば、人の人権を守るのが仕事であって、特に警察権力の一方的な権力行使には反抗してきたはずですが、いくらギャラがいいからっていってもこういう稚拙な手法を持ち出すとは、かつて法曹界へ憧れていたくりおねには顔から火がでるほど、外野ながら恥ずかしい。

いまさらながら、心から「弁護士なんかにならなくってよかった」と思うのであります。    □            
 ■ここまで書いてみて思うことがあります。40人も弁護士を動員してのこの体たらく。そして近年の法科大学院による新司法試験から生み出される大量の弁護士たち。司法の質の低下はもう始まっている。
かつて弁護士たちは「法律のことは法律のプロであるわれわれに任せておけばいい」という態度と根拠のない万能感で闊歩しておりました。

せめて一定の志があればまだ救いがあるが、そういう有志はどれだけいるんだろうかと不安にもなる。

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