【交通事故損害賠償の知識】お盆休みの事故にご注意! [交通事故]
本日は、お盆休み突入ということで、長期休暇中に事故に遭遇してしまった場合、被害者として最低これだけは知っておかなくてはならない重要知識のお話です。
交通事故の多発時期は、年末年始、ゴールデンウィーク、そして夏休みを含むお盆休みです。
日ごろから安全運転を心がけているベテランドライバーの方でも、普段運転をしない方が帰省にレンタカーを借りて長距離を走っていたりしますので、事故に巻き込まれることが多い期間でもあります。
いつもこの時期にお話ししている事ですが、再度ご確認していただければと思います。
全国の交通事故で一番多いのは追突事故で、交通事故全体の5〜6割を占めています。
このメルマガをお読みの方でも、追突事故は結構頻繁に目撃しているのではないでしょうか。
これだけ多くの追突事故が発生していますので、加害者や被害者になる可能性は十分あります。
こんな状況ですので、お出かけ中に追突事故に巻き込まれてしまったら、最低限知っておかなくてはならない知識を簡単にお話します。
■ 軽度の追突事故
★ まずは警察へ連絡
車の破損状況が軽微で怪我をしていないようでも、必ず警察に事故届けをお出しましょう。
時々、「点数が少なく警察に届けると免停になってしまう。修理代や治療費は全額支払うので、警察は呼ばないで欲しい。」などと言って、警察への連絡を嫌がる加害者がいます。
交通違反を繰り返し免許の点数が少ないためですが、加害者に同情して事故届けを出さないことは、被害者に多くの問題を残す危険性があります。
どのような問題かというと、先ずは保険の問題です。
自賠責保険を含ふ自動車保険を使用する際は、必ず事故証明が必要になりますので、必ず警察に事故届けを出さなくてはいけません。
加害者に、事故届けを出さないと保険が使えないのではと質問すると「保険を使用すると保険の掛け金が高くなるから保険を使わない。だから事故届けは必要ない。修理代金は自腹で支払うから大丈夫。」
などと言う加害者がいます。
しかし、この様な加害者に限って車の修理代金を請求書すると「修理代が高い」「そんなに高いわけがない!」などと言いがかりをつけ、払わない事例も結構多くあります。
最悪の場合、事故証明もありませんので「そんな傷は知らない」などと態度が急変し、逆切れされる可能性もあります。
次に治療費の支払いに関する問題です。
先程のように態度が急変した被害者で治療費を支払ってもらえない場合、事故証明さえあれば加害者の同意なしで治療費や休業損害を自賠責保険に被害者請求する事が出来ます。
最悪の場合でも、事故の発生を警察に届けておけば対処の方法はありますので、くれぐれも加害者に同情して事故届けを出さないなどという危険な行為はしないで下さい。
事故届けは最寄の交番や派出所でも出す事ができますので、面倒がらずに事故届けだけは出してください。
★ 任意保険へ連絡
もし初めての事故で気が動転して何をして良いのか分からないような時には、ご自身が加入している任意保険会社の24時間事故受付センターに電話するのも良い方法です。
電話で何をしたら良いかアドバイスを受けることで、あとから不都合が起きることを防止できます。
又、専門家にアドバイスを受けることで、心が落ち着き適切な対処ができますので、「事故にあったら任意保険にすぐ電話」と覚えておかれてはいかがでしょう。。
折角ご加入されている任意保険ですので、最大限ご利用されることをお勧めします。
さらに、被害者側にも過失がある、加害者が任意保険に加入していない、自賠責保険の期限が切れているなどの場合には、被害者の自動車保険の人身傷害特約を使用して治療をする事も出来ますので、ご自身の自動車保険に電話をすることを忘れないで下さい。
★ 参考 場合によっては目撃者の確保
停車中の追突事故では関係がありませんが、信号のない交差点での出会い頭の事故や加害者の信号無視が原因の事故などでは後から争いになる事があります。
警察や保険会社に事故届けをするのと同時に、目撃者を探し連絡先を聞いて協力のお願いをしておくことも大切です。
赤信号で進入した加害者が青信号で進入したなどとウソをつく事例は、
珍しくありません。
交差点での衝突事故は、出来るだけ目撃者を確保しておくようにしてください。
最悪、監視カメラや目撃者がいない場合、加害者がウソをついていることが立証できず、被害者の過失割合が予想以上に大きくなることで損をする事にもなります。
信号無視が原因の事故などで後から争いになりそうな場合、現場の目撃者にお願いをしておく事が大切です。
★ 事故処理が終わったら
加害者の連絡先と加害者加入の任意保険会社及び担当者の連絡先をメモして下さい。
その際、加害者の免許証番号や車のナンバーも一緒にメモします。
ご自身の加入されている任意保険会社から加害者の情報を聞かれることもありますので、正確にメモしておかれることをお勧めします。
★ 現場で示談をするな!
物損のみの軽微な事故の場合、その場で示談したがる加害者がいます。
しかし、軽微な事故で怪我もないと思っていたら、次の朝、体のあちこちが痛くて起きられないなどいう事例は珍しくありません。
特に頚椎捻挫いわゆるムチ打ち症の場合は、毛細血管の損傷による内出血が原因で、時間が経過してから痛みが出てくることもあります。
その場で示談せず、後日改めて正式に示談した方が安全です。
事故後すぐに示談などという言葉を使う加害者は、事故慣れしていると考えられます。
初めての事故で不慣れな場合は、加害者に騙されないよう十分に注意して下さい。。
軽微な事故でも物損事故として警察に届け手おけば、後日痛みが出た場合に警察で人身事故へ変更してもらうことが可能です。
診断書を警察に提出し人身事故に変更すれば、その後の治療費の支払いなどもスムーズに行われます。
事故現場では示談をしない事です。
★保険会社は被害者が知らない損害を支払ってはくれません!★
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これだけは覚えてくださいね。
【まとめ】
・軽微な事故でも警察に必ず事故の届けを出しておく。
・事故届が出ていれば、後々どのような事態に発展しても、最善の
解決法が選択できる。
以上の点をご理解いただき、楽しい夏のご旅行をお楽しみください。
交通事故の多発時期は、年末年始、ゴールデンウィーク、そして夏休みを含むお盆休みです。
日ごろから安全運転を心がけているベテランドライバーの方でも、普段運転をしない方が帰省にレンタカーを借りて長距離を走っていたりしますので、事故に巻き込まれることが多い期間でもあります。
いつもこの時期にお話ししている事ですが、再度ご確認していただければと思います。
全国の交通事故で一番多いのは追突事故で、交通事故全体の5〜6割を占めています。
このメルマガをお読みの方でも、追突事故は結構頻繁に目撃しているのではないでしょうか。
これだけ多くの追突事故が発生していますので、加害者や被害者になる可能性は十分あります。
こんな状況ですので、お出かけ中に追突事故に巻き込まれてしまったら、最低限知っておかなくてはならない知識を簡単にお話します。
■ 軽度の追突事故
★ まずは警察へ連絡
車の破損状況が軽微で怪我をしていないようでも、必ず警察に事故届けをお出しましょう。
時々、「点数が少なく警察に届けると免停になってしまう。修理代や治療費は全額支払うので、警察は呼ばないで欲しい。」などと言って、警察への連絡を嫌がる加害者がいます。
交通違反を繰り返し免許の点数が少ないためですが、加害者に同情して事故届けを出さないことは、被害者に多くの問題を残す危険性があります。
どのような問題かというと、先ずは保険の問題です。
自賠責保険を含ふ自動車保険を使用する際は、必ず事故証明が必要になりますので、必ず警察に事故届けを出さなくてはいけません。
加害者に、事故届けを出さないと保険が使えないのではと質問すると「保険を使用すると保険の掛け金が高くなるから保険を使わない。だから事故届けは必要ない。修理代金は自腹で支払うから大丈夫。」
などと言う加害者がいます。
しかし、この様な加害者に限って車の修理代金を請求書すると「修理代が高い」「そんなに高いわけがない!」などと言いがかりをつけ、払わない事例も結構多くあります。
最悪の場合、事故証明もありませんので「そんな傷は知らない」などと態度が急変し、逆切れされる可能性もあります。
次に治療費の支払いに関する問題です。
先程のように態度が急変した被害者で治療費を支払ってもらえない場合、事故証明さえあれば加害者の同意なしで治療費や休業損害を自賠責保険に被害者請求する事が出来ます。
最悪の場合でも、事故の発生を警察に届けておけば対処の方法はありますので、くれぐれも加害者に同情して事故届けを出さないなどという危険な行為はしないで下さい。
事故届けは最寄の交番や派出所でも出す事ができますので、面倒がらずに事故届けだけは出してください。
★ 任意保険へ連絡
もし初めての事故で気が動転して何をして良いのか分からないような時には、ご自身が加入している任意保険会社の24時間事故受付センターに電話するのも良い方法です。
電話で何をしたら良いかアドバイスを受けることで、あとから不都合が起きることを防止できます。
又、専門家にアドバイスを受けることで、心が落ち着き適切な対処ができますので、「事故にあったら任意保険にすぐ電話」と覚えておかれてはいかがでしょう。。
折角ご加入されている任意保険ですので、最大限ご利用されることをお勧めします。
さらに、被害者側にも過失がある、加害者が任意保険に加入していない、自賠責保険の期限が切れているなどの場合には、被害者の自動車保険の人身傷害特約を使用して治療をする事も出来ますので、ご自身の自動車保険に電話をすることを忘れないで下さい。
★ 参考 場合によっては目撃者の確保
停車中の追突事故では関係がありませんが、信号のない交差点での出会い頭の事故や加害者の信号無視が原因の事故などでは後から争いになる事があります。
警察や保険会社に事故届けをするのと同時に、目撃者を探し連絡先を聞いて協力のお願いをしておくことも大切です。
赤信号で進入した加害者が青信号で進入したなどとウソをつく事例は、
珍しくありません。
交差点での衝突事故は、出来るだけ目撃者を確保しておくようにしてください。
最悪、監視カメラや目撃者がいない場合、加害者がウソをついていることが立証できず、被害者の過失割合が予想以上に大きくなることで損をする事にもなります。
信号無視が原因の事故などで後から争いになりそうな場合、現場の目撃者にお願いをしておく事が大切です。
★ 事故処理が終わったら
加害者の連絡先と加害者加入の任意保険会社及び担当者の連絡先をメモして下さい。
その際、加害者の免許証番号や車のナンバーも一緒にメモします。
ご自身の加入されている任意保険会社から加害者の情報を聞かれることもありますので、正確にメモしておかれることをお勧めします。
★ 現場で示談をするな!
物損のみの軽微な事故の場合、その場で示談したがる加害者がいます。
しかし、軽微な事故で怪我もないと思っていたら、次の朝、体のあちこちが痛くて起きられないなどいう事例は珍しくありません。
特に頚椎捻挫いわゆるムチ打ち症の場合は、毛細血管の損傷による内出血が原因で、時間が経過してから痛みが出てくることもあります。
その場で示談せず、後日改めて正式に示談した方が安全です。
事故後すぐに示談などという言葉を使う加害者は、事故慣れしていると考えられます。
初めての事故で不慣れな場合は、加害者に騙されないよう十分に注意して下さい。。
軽微な事故でも物損事故として警察に届け手おけば、後日痛みが出た場合に警察で人身事故へ変更してもらうことが可能です。
診断書を警察に提出し人身事故に変更すれば、その後の治療費の支払いなどもスムーズに行われます。
事故現場では示談をしない事です。
★保険会社は被害者が知らない損害を支払ってはくれません!★
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http://www.mag2.com/m/0000241683.html
これだけは覚えてくださいね。
【まとめ】
・軽微な事故でも警察に必ず事故の届けを出しておく。
・事故届が出ていれば、後々どのような事態に発展しても、最善の
解決法が選択できる。
以上の点をご理解いただき、楽しい夏のご旅行をお楽しみください。
タグ:交通事故
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